まごころ事務局に寄せられた、会員様の日常生活における工夫やコツなどをご紹介。日常をよりアクティブに楽しむために、皆さん様々な工夫をしておられます!ぜひ参考になさってください。
装具をつけた入浴時の工夫
Q.装具をつけて入浴する際簡単にできる工夫を教えて
A.会員様からの回答
防水テープを貼り付ける
入浴前、皮膚保護剤の周囲に防水テープを貼ります。貼り付けることで、皮膚保護剤がふやけるのを防ぎます。
そのまま入浴する
あらかじめテープの付いた装具を使用してそのまま入浴しています。入浴後は、濡れた不織布の水気をティッシュペーパーやキッチンペーパー、タオルなどで吸い取ります。(5~6分で乾きます。)どの入浴方法が正しいということはありません。ご自身が安心できるスタイルを見つけてお風呂を楽しめるようになってほしいです。

就寝時に漏れない工夫
Q.寝ているときに漏れて困ることがあります。特に下痢の時など良い対策はありますか?
A.まごころ事務局からのアドバイス
下痢(水様便)のときは、皮膚と面板の間にもぐり込みやすいので、「凝固剤」のご利用
をおすすめします。
凝固剤についてくわしくはこちら
外出時の持ち物の工夫
外出先で不慮の漏れや、慣れない場所での装具交換に不安を感じて外出を躊躇してしまうこともあると思います。外出の際には、装具交換できるものを持ち歩くと便利です。事前に準備して、安心して外出を楽しみましょう。
持ち物参考例
ストーマサイズに合わせたストーマ装具一式、アクセサリー、ウェットティッシュ、ビニール
袋、使用装具を包むための新聞紙、予備の下着
会員様のポーチの中身をご紹介
①ビニールコーティングされたポーチ。少しの水に当たっても中身は濡れません。
②旅行用小物整理カバンに入れています。かさばりますが、何が起こるかわからないので
いつも持ち歩いています。
③使用する順番がわかるようにシールを貼り付けて使用しています。

海外旅行での工夫
旅行を上手に楽しむための工夫や注意点をご紹介くださいました。
荷物の工夫
機内に持ち込む荷物
機内での交換やキャリーケースの紛失に備えて、ストーマ装具や補助用品の一部は機内に持ち込みましょう。ハサミは機内に持ち込むことができませんのであらかじめストーマサイズに合わせてカットしておきましょう。
キャリーケースに詰め込む荷物
欠航など不測の事態に備えて、宿泊日数分よりも多めに装具や補助用品を持っていきましょう。

宿泊先での工夫
ウロバック(夜間の採尿バック)を使う場合は、事前にベッドが左右どちら側の壁に接しているか確認しましょう。宿泊施設にウロバックを掛ける側を開けてもらうよう伝えておくと安心です。お布団の場合は2~3枚重ねて高さを出し、段差を作ると尿がバックに流れやすくなります。
障がい者手帳の活用
海外旅行の時は、障がい者手帳の活用がおすすめです。美術館で提示することで、入場料が無料になることもありました。
外出先のトイレでヘルプマークを活用
排泄物の処理や外出先での装具交換でバリアフリートイレを使うとき、見た目ではオストメイトであることが周囲の方にわからないため、居心地が悪い思いをされた方もいらっしゃると思います。そのような場合、マークがついたグッズなどで周囲に認知していただき、少しでも快適にトイレを使用するためのツールをご紹介します。
ヘルプマーク
詳しくはこちらをご確認ください。
メッセージ缶バッジ
ヘルプマークやバッグにつけてお使いいただけます。
ご希望の会員様にお送りします。
オリジナルチャーム
会員様ご自身で考案・製造された素敵なチャームです。
会員様WEBページ

汗によるかぶれの対策
簡易ストーマカバーを作り汗によるかぶれを防ぎます。
ティッシュペーパーやキッチンペーパーなどを2つ折りし、面板とストー袋(パウチ)の部分にあうように穴を開ければ、簡易ストーマカバーのできあがり。洋服とストー袋(パウチ)との間に挟んで汗を吸収。安上がりなのに汗をよく吸い、使い捨てできるので便利です。また、市販のパウチカバーや自作でパウチカバーを作っても良いですね。市販のものは防臭効果があるものもあるので、便利です。

小分けの消臭潤滑剤で臭い対策
消臭潤滑剤パックの角をカット(①)し、巻き上げ式のパウチの排出口に入れます(②)。
パックを下から巻き上げ、消臭潤滑剤をパウチの中に絞り出します(③)。注入後はパックをパウチから取り出し、再びはさみを数か所入れて(④)トイレの汚物入れに。 無駄なく、最大限有効活用しています!

剥がれ対策
ストーマ装具を装着する際のコツは、以下の2つに充分気をつけることで不意の漏れや剥がれを防いでいます。
(1)洗浄剤や塗り薬などの油分を皮膚に残さないこと
(2)皮膚に残った水分をよくふき取ること
面板(皮膚保護剤)はデリケートで、油分や水分が苦手です。皮膚に残っていると剥がれやすいのでしっかり拭き取ってから貼り付けましょう。(60代 男性)
まごころ事務局からのアドバイス
面板(皮膚保護剤)は低温乾燥、高温多湿が苦手です。年間を通し15~25℃の場所に保
管し、リリースフィルムをはがしたらすぐ貼付しましょう。
夏場の装具の取り扱いの工夫
気温が上がってくる夏場の装具の持ち歩きについて、装具の保管場所や温度管理など、まごころに寄せられたみなさまの工夫などをご紹介させていただきます。
保管場所・装具注文の工夫
夏場は、①面板、②皮膚保護シール、③入浴用保護シート等の粘着剤の付いた製品の保管と注文時の配送方法を特に注意しています。
保管場所は冷房の効いたリビング等が良いとのことですが、夜間や不在時は高温になる危険も考慮して、量販店で購入した小型の冷蔵庫(約1万円程度)を設置しました。最小出力で運転すれば温度12~14℃、湿度45%に保て、装具使用時に冷蔵庫から出して5分程度常温室内にて用意すれば快適に使えます。
注文に関しては在庫を常に把握しており、原則6月中旬から8月末までの注文をなるべくしないように計画しております。配送業者の車内も非常に高温になりますからね。
保冷バッグで持ち運び
100円ショップにある保冷バッグを活用しています。ちょうどお弁当箱サイズの保温ケースも売っていて、私は装具積み込み用に購入しました。
保冷バッグ+ 車内の置き場の工夫
持ち歩く際は、交換2回分くらいの装具と保護剤、剥離剤をB5~A4ぐらいの保冷バック(100円ショップで購入)に入れ保冷剤を2、3個入れて持ち歩きます。毎日車の移動をしているので、夏場は特に気を使います。 バックは座席シートの下に入れて保管してます。(どの車座席下は熱をカバーする断熱材が引いてあるのです)エンジンが座席の下にある車では後部座席の下がおすすめです、これも同じ理由です)サンバイザー上やコンソール内は夏場特に熱が高まります。車の構造による理由です。大体27時間くらい形状の変化はありません。装具は必ずジップロックなどの袋に入れて保管することをおすすめします。
着物を着るときの工夫
ストーマを造設しても少しの工夫で着物を着ることができます。
タオルと腹巻きを用意してください。ストーマ袋(パウチ)の中を空にしてから、下ばきをつけます。ハチマキの要領でタオルをくるくるとねじり、逆U字にしてストーマの回りにあてます。(下記画像参照)その上から腹巻きをし、いつも通りに着物を着てください。
帯は緩めにし、ストーマの位置になるべくかからないよう高めにしましょう。また、タオルを厚くすると着物の上から目立つので、調整しましょう。

会員様自作グッズをご紹介
ストーマを守る「ストーマプロテクター」
バイクに乗った時、ストーマが圧迫されないか?もし転倒したら、ストーマを傷つけてしまわないか?と心配になり、自分で「ストーマプロテクター」を作ってみました。耐熱性と強度があり、加工もできそうな料理用のレードル(お玉)をネットで購入し、100円ショップで買ったホビー用のこぎりと彫刻刀、やすりを使いサイズと形を整え、固定用のベルトに通し、クッション材やパッキンを装着して完成!バッチリいい感じで、スポーツや満員電車での通勤にも使えそうです。
(男性 コロストミー)

キャップ式排出口を快適に使える「キャップカバー」
キャップ部分が太ももに当たって違和感があったので、100円均一で売っている椅子脚用のカバーをかぶせています。このカバーのおかげで太ももに排出口があたっても痛くないし、何かに引っかかってしまってキャップが外れるような心配がなくなりました。ウロストミーの方にも応用できるのではないでしょうか?
(70代 女性 イレオストミー)
1 0 0 円グッズをとことん活用!
装具の交換やお手入れ、保管など、ストーマ生活に不可欠なあれこれ。100円ショップで買える商品を使って、もっと快適・便利にしませんか?まごころ会員様から寄せられた「なるほど!」と膝を打つアイデアをご紹介します。
詳しくはこちらの6~7ページ参照
ストーマの保護に
会員の藤岡様が作られたストーマ保護のカバーを2種類ご紹介。
購入は楽天市場から購入いただけます。
ご購入先
ベルト用ストーマカバーこちら
車用ストーマカバーこちら
ベルト用ストーマカバー
お手持ちのベルトに通すだけ ベルト用ストーマカバー。ズボンを履く方や和服の方にも使用できます。(東京都 藤岡様 男性 コロストミー)
車用ストーマカバー
シートベルトの圧迫対策に! シートベルトにつけてからストーマの位置に調節して使います。

穴あきクッションで圧迫対策
マッサージを受けるのが大大大好きで、いつも2時間くらいじっくりとほぐしてもらっています。その時に必ず持参しているものが「穴あきクッション」。この穴をストーマの位置に当てると、うつ伏せになってもストーマが圧迫されずに済みます。
購入も特別なところではなく、ネット通販経由でお値段も特別高くはなかったです。

安心して眠るためのチューブ用ファスナー
夜間の大型バックのチューブがパウチよりも上に来ていると、排泄物がうまく流れず、漏れの原因になっていました。そこで、チューブを足の下に通せるようにパジャマのズボンにファスナーを付けました。ァスナーの引手(開口部分)が下にくるように付けるとチューブが下にいき、うまくバッグへ流れてくれます。

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